橘湾岸スーパーマラニックW歓走記 その2
小浜からのリスタートはスタートの遅い実力派ランナー以外は殆どスタートしたのではないかと思えるほど多かった。
KTさんとゆっくりスタートした。 しばらくして暑さからアンダーシャツを脱いだ。 海岸沿いの道に出てシェッドあたり(小浜から12キロくらい)でかなり強い睡魔に襲われた。 体もかなり重い・・・強い疲労感を感じた。 KTさんについて行けず、先に行ってもらった。 「小浜をリスタートして10キロ余り、時間も22時前・・・まだこの距離と夜中でもない時間でこのような状態ではこの先どうなるか・・・」と途方に暮れて精神的に参ってしまい、リタイアモードになりつつあった。 惰性で前にトボトボ進んではいるが、「リタイヤする方はどうぞ」と回収車を進められたら、乗ってしまいそうだった。
現実には前後にランナーは見あたらず、トボトボ進む(殆ど歩き)しかなかった。 あとで思うと100キロランナーの主力が来るには時間が早かったのが幸いしたと思う。 これで続々と抜かれて、抜いていくランナーもいなくなってしまうような状況に遭遇したならば、完全に参ってしまうのではとも思う。 さて強い睡魔に見舞われたが、「コーヒーで対処だ」と一気に飲むと睡魔は退散しつつあった。
結局、全コースを通して「睡魔」に襲われたのはこの「小浜から10キロ余り」の所だけだった。 ただ、一度落ち込んだ気力はなかなか上向きにはならなかった。 原城への右折近くになって二人のランナーと一緒になった。 コースに不慣れ風で右折地点がよくわからないとのこと。 聞かれた時、遙か先に道路両側に点滅するライトが見えた。「あそこですね」と指を指して二人のランナーに話した。 そこから右折し前に進む。 しばらくすると道が大きく左に曲がっていて、直進する道は狭くなっていた。 二人のランナーの方はどう行けばいいのか迷われていたが、私もはっきり覚えていなかった。
経路図では曲がる所はなく、初めて走った昨年秋の時は、このあたり鈴なりのランナーで曲がった記憶がなかった。 前後に人の気配もなくスマホの地図を出すと進む先に原城があった。 そのことを二人に話し、三人で進んでいった。
1:07原城 エイドからは経路を覚えていた。 像があってチェックポイントがあり、昨年秋の時はエイドはランナーであふれ、チェックポイントではランナーが並んでいたが・・・ そこから進み始めたが主催者のアドバイス「2:00」をクリアしたせいか、わずかづつではあるが気力がわいてきた思いがした。 遠い、なかなか着かない、こんなに離れていたかという深江エイド到着
ここでKTさんに追い付いた。(出発されるところだった) 励まされてスタートされたが、安心感と完走するぞモードになれた気がした。 そこからしばらく進んでいるとAIさん達と一緒になり、島原城エイドを目指す。
まわりも明るくなってきていて眠気も感じなかった。 そして島原エイド、十分補給してトイレをすまわせ出発 しばらく行くと、緩やかな上りの彼方にKTさんやAIさん達の集団が目に入り、ほどなく合流 結局、この集団(KTさん、AIさん、KSさん、TRさん、NSさん)でゴールまで進むことになる。 話しながら進むので、上りも短く感じられた。
雲仙エイドを出ると、もう残りでたいした上りはないはず・・完走を確信し、そのことをAIさんと話していると、こみ上げてくる感情を抑えきれない様相を見受けられ、私自身も熱い思いがこみ上げてきた。 もうタイムはどうでも良かった、このメンバーで揃ってゴールしたいという思いだった。
そして17:39ゴール ゴール写真の都合上、一人一人ゴールしたが(写真をとってもらった) その後、ゴールするランナーの合間を見て、六人揃っての写真を撮ってもらった。
ゴール後、風呂に入り皆さんと話したりして帰宅の途についたが、次の機会があれば懇親会&宿泊としたいと思った。 列車の中では爆睡→乗り越しを心配したが、不思議と眠気は殆どこなかった。
タイム:51時間39分2秒
順 位:26位/111人(出走数)
完走率:46.8%(52人/111人)
20日(金)晴れのち曇り
13時(スタート)20.8℃ 24時16.5℃
日照時間3.4時間
21日(土) 曇り
最低13.9℃(6時)最高 21.4℃(14時) 日照時間4.1時間
22日(日)曇り 最低16.5℃(2時) 最高19.3℃(15時)
17時(ゴール)19.1℃ 日照時間0時間
日出 6時54分 日没17時17分
※ちなみに1週間後の29日(日)は最低7℃~最高12℃
教訓(次はこうする、こう考える)
○走り
前半(スタート~長崎ぶらぶら)昼→夜 →朝 115.6キロ
中盤(ぶらぶら~小浜)昼 57.7キロ
後半(小浜~ゴール)夜→昼 100キロ
以上に区分して考える。
小浜からの睡魔区間をどうやり過ごすか、心の持ち方も含めて十分想定しておく。
○グッツ
今回のグループ走をしたメンバーで、ウエストバックは皆無だった。 ウエストバックの必要性について 考慮の要あり。
中盤は背負うバックを置いて、ウエストバックとボトルポーチのスタイルでもいいのでは。
記録にカメラ(スマホかガラケー)を活用(今回、前半のみやったが、時計だけではどこだかよくわからない)
バックの夜間表示は最初からつけておく。(今回、着け直しをした)
ゼッケンの着けるところはバンドなど活用し、なるべく着け直しがない方がよい。
ウェアは少々、寒いくらいがいいかも・・ あとはバックに入れておく。(今回、暑くて走行中、脱ぐことがあった)
○事前トレ
アップダウン走を積極的に取り組む。 長距離夜間走もいいが、峠で上り下りをやらないと。
コースのイメトレを十分にやる。 特に間違えやすいところや夜間走となるところ。 あと道なりに行くところも把握
本番スタイルでトレをする。
KTさんとゆっくりスタートした。 しばらくして暑さからアンダーシャツを脱いだ。 海岸沿いの道に出てシェッドあたり(小浜から12キロくらい)でかなり強い睡魔に襲われた。 体もかなり重い・・・強い疲労感を感じた。 KTさんについて行けず、先に行ってもらった。 「小浜をリスタートして10キロ余り、時間も22時前・・・まだこの距離と夜中でもない時間でこのような状態ではこの先どうなるか・・・」と途方に暮れて精神的に参ってしまい、リタイアモードになりつつあった。 惰性で前にトボトボ進んではいるが、「リタイヤする方はどうぞ」と回収車を進められたら、乗ってしまいそうだった。
現実には前後にランナーは見あたらず、トボトボ進む(殆ど歩き)しかなかった。 あとで思うと100キロランナーの主力が来るには時間が早かったのが幸いしたと思う。 これで続々と抜かれて、抜いていくランナーもいなくなってしまうような状況に遭遇したならば、完全に参ってしまうのではとも思う。 さて強い睡魔に見舞われたが、「コーヒーで対処だ」と一気に飲むと睡魔は退散しつつあった。
結局、全コースを通して「睡魔」に襲われたのはこの「小浜から10キロ余り」の所だけだった。 ただ、一度落ち込んだ気力はなかなか上向きにはならなかった。 原城への右折近くになって二人のランナーと一緒になった。 コースに不慣れ風で右折地点がよくわからないとのこと。 聞かれた時、遙か先に道路両側に点滅するライトが見えた。「あそこですね」と指を指して二人のランナーに話した。 そこから右折し前に進む。 しばらくすると道が大きく左に曲がっていて、直進する道は狭くなっていた。 二人のランナーの方はどう行けばいいのか迷われていたが、私もはっきり覚えていなかった。
経路図では曲がる所はなく、初めて走った昨年秋の時は、このあたり鈴なりのランナーで曲がった記憶がなかった。 前後に人の気配もなくスマホの地図を出すと進む先に原城があった。 そのことを二人に話し、三人で進んでいった。
1:07原城 エイドからは経路を覚えていた。 像があってチェックポイントがあり、昨年秋の時はエイドはランナーであふれ、チェックポイントではランナーが並んでいたが・・・ そこから進み始めたが主催者のアドバイス「2:00」をクリアしたせいか、わずかづつではあるが気力がわいてきた思いがした。 遠い、なかなか着かない、こんなに離れていたかという深江エイド到着
ここでKTさんに追い付いた。(出発されるところだった) 励まされてスタートされたが、安心感と完走するぞモードになれた気がした。 そこからしばらく進んでいるとAIさん達と一緒になり、島原城エイドを目指す。
まわりも明るくなってきていて眠気も感じなかった。 そして島原エイド、十分補給してトイレをすまわせ出発 しばらく行くと、緩やかな上りの彼方にKTさんやAIさん達の集団が目に入り、ほどなく合流 結局、この集団(KTさん、AIさん、KSさん、TRさん、NSさん)でゴールまで進むことになる。 話しながら進むので、上りも短く感じられた。
雲仙エイドを出ると、もう残りでたいした上りはないはず・・完走を確信し、そのことをAIさんと話していると、こみ上げてくる感情を抑えきれない様相を見受けられ、私自身も熱い思いがこみ上げてきた。 もうタイムはどうでも良かった、このメンバーで揃ってゴールしたいという思いだった。
そして17:39ゴール ゴール写真の都合上、一人一人ゴールしたが(写真をとってもらった) その後、ゴールするランナーの合間を見て、六人揃っての写真を撮ってもらった。
ゴール後、風呂に入り皆さんと話したりして帰宅の途についたが、次の機会があれば懇親会&宿泊としたいと思った。 列車の中では爆睡→乗り越しを心配したが、不思議と眠気は殆どこなかった。
タイム:51時間39分2秒
順 位:26位/111人(出走数)
完走率:46.8%(52人/111人)
20日(金)晴れのち曇り
13時(スタート)20.8℃ 24時16.5℃
日照時間3.4時間
21日(土) 曇り
最低13.9℃(6時)最高 21.4℃(14時) 日照時間4.1時間
22日(日)曇り 最低16.5℃(2時) 最高19.3℃(15時)
17時(ゴール)19.1℃ 日照時間0時間
日出 6時54分 日没17時17分
※ちなみに1週間後の29日(日)は最低7℃~最高12℃
教訓(次はこうする、こう考える)
○走り
前半(スタート~長崎ぶらぶら)昼→夜 →朝 115.6キロ
中盤(ぶらぶら~小浜)昼 57.7キロ
後半(小浜~ゴール)夜→昼 100キロ
以上に区分して考える。
小浜からの睡魔区間をどうやり過ごすか、心の持ち方も含めて十分想定しておく。
○グッツ
今回のグループ走をしたメンバーで、ウエストバックは皆無だった。 ウエストバックの必要性について 考慮の要あり。
中盤は背負うバックを置いて、ウエストバックとボトルポーチのスタイルでもいいのでは。
記録にカメラ(スマホかガラケー)を活用(今回、前半のみやったが、時計だけではどこだかよくわからない)
バックの夜間表示は最初からつけておく。(今回、着け直しをした)
ゼッケンの着けるところはバンドなど活用し、なるべく着け直しがない方がよい。
ウェアは少々、寒いくらいがいいかも・・ あとはバックに入れておく。(今回、暑くて走行中、脱ぐことがあった)
○事前トレ
アップダウン走を積極的に取り組む。 長距離夜間走もいいが、峠で上り下りをやらないと。
コースのイメトレを十分にやる。 特に間違えやすいところや夜間走となるところ。 あと道なりに行くところも把握
本番スタイルでトレをする。
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